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ETAホフマン「砂男」

 ホフマンのことを一言書いたら、検索で訪れて下さる人が多いのに、少し驚いています。やはり根強い人気があるのですね。

 ぼくも、とくに「砂男」は、思い出したように時々読む短編です。一見荒唐無稽のようでありながら、砂男というひとつの不気味な人間のイメージが、自在に変形しながら、人の自我の間を飛び歩き、小説世界のリアリティーをかろうじて保っている絶妙さに惹かれるせいではないかと思っています。

 フロイトの「不気味なるもの」という分析で取り上げられたのでも有名な小説ですが、おそらく自分の中でもいつのまにか抑圧されていた、子供のころ、季節風の吹き叫ぶ中で恐怖の話しを聞かされた昔の自分に出会わされるスリリングな体験をそのたび味わっているのかもしれません。

テンペラ技法による幻想画の作品http://homepage2.nifty.com/yujin-koyama/index.html

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