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桜のイメージをふくらまそうと(絵画と小説)ーー「桜の木の下には・・・」水面に映える桜

 今年の桜は、とくに絵のイメージをふくらませたいものだと楽しみにしています。去年偶々満開の時期に遭遇することができた京都の円山公園の夜桜、枝垂桜や、平安神宮の圧倒的な桜の美しさが、今回の個展の作品にも存分に反映された観もあったせいかもしれません。

 きょう、新宿御苑の近くで仕事があったので、訪れてみました。染井吉野はまだ三分から五分咲きといったところですが、寒桜は今が盛りです。

 肌寒く小雨交じりの天気もあったでしょうか。桜の季節にはもの哀しい思いも付きまといます。梶井基次郎の「桜の木の下には、屍体が埋まっている・・・」、樋口一葉の「闇桜」、坂口安吾の「桜の森の満開の下」・・・侘しい思いに呪縛されるようですが、空寒い新宿御苑の今日の桜の様子は、決して私をそんな気持ちに引き込むようではありませんでした。

 これからもっと別の閃きが熟しそうな予感もしました。

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「花宴」Yujin Koyama

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小説と絵画」カテゴリの記事

コメント

ほんとうにきれいな桜ですね。今後の桜の写真も期待していますよ。

投稿: 池田 | 2009年3月27日 (金) 15時34分

桜の季節になるとどうしてこうもそわそわして
しまうのでしょうか?何かじっとしていられない
気持ちが桜が散ってしまうまで続くのです。
桜には「桜の木の下には・・」という妖しげな一面も
ありますね。京都の枝垂桜では「花宴」を思い浮かべました。
個展の中でも生命の躍動する特に印象的な作品でした。
2枚目の写真の桜はYujinさんの絵の夢幻を感じます。

花冷え・・なんて美しい言葉でしょう。
来週は桜と阿修羅像に会いに行ってきます。

投稿: Ciel | 2009年3月30日 (月) 10時34分

Cielさん!
 コメントをありがとうございました。きょうも五分咲きの桜を見ましたが、たしかに花冷えでした。
 京都へ行かれるのですか? ほんとうによいタイミングですね。円山公園と平安神宮の枝垂桜を是非堪能してください。穏やかな日和、平安神宮の渡殿は、まさにこの世の天国という気がします。凡人にも、和歌が自然に浮かんできそうな気さえしますよ!
 Bon voyage! Yujin

投稿: | 2009年3月30日 (月) 18時20分

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