ゴーギャンがタヒチに感じた深い戦きーNHK アートエンターテインメント 迷宮美術館ー叙情的物語「ノア・ノア」ポール・ゴーガンPaul Gauguinの力ー名古屋ボストン美術館
少し前ですが、NHKで、名古屋ボストン美術館で開催された「ゴーギャン展」にちなんで、名作の謎に迫ると銘打って、「アートエンターテインメント 迷宮美術館」で特集していました。ゴーギャン(ポール・ゴーガン Paul Gaugin)といえば、高名な画家として知り尽くしたような気分にもなっていますが、著作や展覧会に触れるたび、新しい発見に驚かされます。
今回、特に驚かされたのは、ゴーギャンが初めてタヒチの素朴で原始的な人間と自然の中に感じた、人間の露わな魂への戦きというか、感動を必死に伝えたかったというほとんど渇望のような思いです。
ゴーギャンは、愛娘への愛情とともに、無数の版画つき物語で、人間の原初の戦きに触れた感動を伝えようとします。その一つの結晶が、「ノア・ノア」(NOA NOA Paul Gaugin)だと思います。一読してタヒチの海の叙情的、神秘的な雰囲気が伝わってきます。
ゴーギャンの生涯の集大成とも言うべき「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか」の、愛娘と絡めた謎解きの番組の中でも、特にゴーギャンが初めてタヒチの原始に見いだした深い感動が今回は格別感じられました。
出演者:山咲トオル、室井佑月、チチ松村
司会:段田安則、住吉美紀
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