ゴーギャン展(作品 我々はーわれわれはどこから来たのか~)ー2009 国立近代美術館、に思うこと。その2 タヒチでのプリミティブアートの親密と底力
ゴーギャン展(作品 我々はーわれわれはどこから来たのか~)(2009 国立近代美術館)に思うこと。その2 タヒチでのプリミティブアートの親密と底力
ゴーギャン展を、作品の順を追っていってすぐに感じることですが、画家がフランスにいて描いていた作品群と、タヒチに渡ってから描いたそれらとは大きく印象が異なることです。
当時、文明から隔たった遠い島で、画家が感じた素朴で原始的な胎内からの叫びは、どれほど魂を戦かせたことか。その驚きと親密が、絵のどこからともなく伝わってきます。
それは、画家が頭で作ろうとしてもとうていかなわないものなのかもしれません。画家の全身と魂までもが、そういう原始に包まれたときに、初めて生み出されるものなのでしょう。
全身全霊が戦くような環境に飛び込み得たゴーギャンの時代は、ある意味大変な幸福だったのかもしれません。
その夢がかなわないとしても、作品からその片鱗を窺えたのは、幸いでした。制作する上で、最近迷っていた解決困難な問題にも手がかりを与えてくれるように感じました。
そのような思いの中でいちばん惹かれた作品は、「ファア・イヘイヘ(タヒチ牧歌)」でした
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コメント
こんばんは、ご無沙汰しています。
ゴーギャンの記事を読んでいるうちに、何だか胸がドキドキしてきました。
Yujinさんの感動がストレートに伝わってくる感じでした。
元々絵画は好きだったのですが、
Yujinさんのわかりやすい解説を読んでいるうちに、再燃してきたようです。
私も、近隣の美術館に足を運んでみようと思います。
それと、リンクの件とてもとてもうれしいです。
今夜はケータイからのアクセスですので、明日早速パソコンを開いて、Yujinさんのブログをリンクさせていただきますね。本当に、ありがとうございました。
投稿: 由良 | 2009年8月21日 (金) 21時51分