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安田侃(やすだ かん Yasuda Kan)の心を聴き、石に彫る世界・北海道、アルテピアッツァ美唄・NHK日曜美術館・ミューズの微笑み・ときめき美術館

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安田侃の参考書籍

 北海道、美唄市にあるアルテピアッツァ美唄の安田侃(やすだ かん)の特集は印象的でした。

 廃校になった小学校敷地のポプラ並木を吹き抜ける清々しい風の中に並ぶ安田侃の石の彫刻は、なんと安らぎを与えることでしょう。今年の初夏に、北海道を訪れたときに、東京とは全く違うおいしい空気を実感したのがそのまま甦りました。

 大理石が発掘されるイタリア北部のピエトラサンタに三十年も滞在して、石の彫刻を彫り続けている安田侃は、現地ではマエストロ(巨匠)と呼ばれる存在です。そんな安田が、アルテピアッツァで開かれた彫刻に関心を持つアマチュアの人々に語りかけた言葉が印象的でした。--「彫刻は、石の中から出てきた力を形にする」「心の音を聴く。聴いたらもう恐いものはない」

 その言葉のとおり、穏やかな芝生の起伏に並ぶ彫刻は心に染みてきます。特に、大理石の小石を敷き詰めた水の広場、時の移ろいを象徴する妙なるせせらぎのなんと美しいこと! その先に佇む<天の大いなる力が地上に舞い降りる瞬間を象徴する>純白の門のような大理石彫刻も清らかでした。

 安田侃の彫刻がイタリアのフォロロマーノに置かれ展示されるという催しもあったそうです。まさに古代と現代の心が響き合うような不思議な調和の情景でした。 

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