「内田繁の厨子・新しい祈りの形」展(松屋銀座デザインギャラリー)と石田亘・征希・知史 パート・ド・ヴェール作品展(和光本館 銀座)
「内田繁の厨子・新しい祈りの形」展(松屋銀座デザインギャラリー)と石田亘(わたる)・征希(せいき)・知史(さとし) パート・ド・ヴェール作品展(和光本館 銀座)
銀座の近くで仕事があったので、昼休み、駆け足でしたが興味深い展覧会に出会うことが出来ました。
一つは、内田繁(うちだ しげる Uchida Sigeru)氏の「厨子(ずし)」の展覧会。
単純な黒っぽい箱のようですが、内部は精緻に計算された構成の、金箔の祭壇のような階段になっています。そこに置かれた素朴な陶器とか植物の枝が、神聖な雰囲気をかもし出します。
たしかに魂が籠もる感じがして、手を合わせたくなる空気を含んでいます。創造的なデザインの力で、これだけの不思議さが作れるものなのだと感銘を覚えます。
もう一つは、石田亘(わたる)・征希(せいき)・知史(さとし)氏のパート・ド・ヴェール作品展。
和光本館のショーウィンドーの中で、精密な紋様のガラス細工が目を引きました。思わず会場まで足を延ばしました。作者にお話を伺えたのも、幸いでした。
なんでも、メソポタミアの古代のガラス細工技法を受け継ぎ、京都の工房で、ご家族で新しい和の独創的技法とデザインを加えて制作されているとのこと。なるほど、粉ガラスの素材から、柔らかく、和紙の感触さえ感じられるガラス細工には新鮮な驚きを覚えます。
作品が完成するまでには、手の込んだ工程が幾重にもあり、大変手間のかかるお仕事とのことでした。
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