禁酒・断酒への意外な関心
禁酒・断酒への意外な関心
(禁酒・断酒の参考書籍)
最近、思い切って晩酌も、宴会での飲酒もいっさい止めることにしました。適度な晩酌は、むしろ長生きをもたらすというのは事実で、よく知られたことです。しかし、この適度が曲者で、美味しいお酒がいつのまにか増えていくのを止められなくなっているな、と日頃気にかけていました。
ワイングラス一杯が、ボトル半分になり、それも徐々に越えていくという具合に。そうすると、夜中に気分が悪くなって目覚めたり、寝起きに頭が重かったりと、アルコールの悪影響が日常化しつつあるなとも感じていました。いつか止めなければ! その思いは常にあったような気がします。
今年の八月、ついに決心してぴたりと止めました。一滴も飲まなくなりました。たいして苦にもならなかったので、さほど量が増える手前だったのだと思います。口さびしいときには、野菜ジュースを飲むことにしました。
私の場合、睡眠も快適になったし、朝型の大事な時間にも頭がすっきりして仕事がはかどるし、身軽になったような気もします。
次のハードルは宴会でした。集まりや同窓会で、ジュースを飲んでいると、皆、どうしたの? と不審げに訊いてきます。酒を止めたんだというと、体でも壊したのかと訊いてくる人が多かった。昔のワルな連中が、強引に酒を勧めてくるのでは、という場面も想定していました。
しかし、意外にも、かつての元気一杯のワルたちも、出世していたり、偉い社長になっていたりして、自分の健康管理には人一倍関心が高いのに気づかされました。「よく止められたな」とか、「止めたらどんな気分だ」とか、自らも飲みすぎている不安は常々抱いている様子です。
同窓会では、一次会から二次会まで、禁酒、減酒の話題がしょっちゅう浮かんできて、日々の生活の中で、漠然と、しかし意外にも常に不安と関心の的になっているのだと驚かされました。
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