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ぼくの小説がフランスで翻訳出版されることが決まりました

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 学生のころ、自分が小説を書くとは思わなかった。卒業して研修医になったころもそうだった。ましてや自分が書いた小説が、フランスで翻訳出版されることになろうとは、夢にさえ想像しなかった。
 夢にも描けなかった知らせが、親友のMarie Parra-Aledo氏から届いた。ぼくの小説「孵化」が出版社にアクセプトされ、正式に出版依頼があったというのだ。
 Marie氏は、この小説を熱烈に支持し、不況の嵐が吹き荒れるフランスで、出版社に当たり続けてくれた。彼女自身も困窮しながら、それでも意志は貫いた。出会いから三十五年、Marie氏からは数え切れないほど感動を与えられたが、今回は中でも最高のものだった。
 翻訳は、もちろんMarie氏の熱い思いが籠もったフランス語でなされる。詩人の魂をもった美しいフランス語。
 Marie氏は、ぼくの小説にLautreamontやRaymond Rousselの響きを感じると言う。限りなく光栄な評だ。
 自分の書いた文章が、次々に美しく完璧なフランス語になって届く体験は、今まで味わったこともない陶然となるものだ。いつまでも終わってほしくないと祈りつつ原稿に繰り返し読み耽る。
 今年の夏までに翻訳を終え、まずは電子書籍として日仏二か国語で同時出版される。アマゾンで世界中で購入できるようになる。

*ちょうど絵画の個展が迫って参りました。画廊にて2009年に上梓した小説「孵化」と同題の絵画を合わせた本を展示致します。

小山右人個展
2013年4月10日(水)~20日(土)日曜休み
12:00~19:00(最終日17:00まで)
ぎゃらりぃ朋
東京都中央区銀座1-5-1 第三太陽ビル2F
電話 03-3567-7577

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