谷川水系の、生と死の境をふと感じさせる眺めーー谷川水系に魅せられた画家・犬塚勉(いぬづか つとむ)

 谷川水系の、生と死の境をふと感じさせる眺めーー谷川水系に魅せられた画家・犬塚勉(いぬづか つとむ)

 何年かに一度、谷川水系を歩きに出掛けます。

 登山と観光の季節をはずれると、ここにはほとんど人影もありません。そして、険しい自然が、そのままむき出しになっています。

 それだけに、都会ではまず味わえない新鮮な自然の表情とここでは出会えます。東京からもさほど遠くなく、深いところで人を魅了し続けている所以だと思います。

 天神平へ向かうロープウェイからも、山肌が深くえぐられ樹木がなぎ倒された雪渓を望むことが出来ます。高原の霧は肌に沁み、さわやかです。Rimg0206

 麓の殺伐とした渓流沿いには、吸い込まれそうな滝が姿を現し、淵に立つと足がすくんで、まさに滝壺に飲まれそうな眩みを覚えます。

 土樽の駅には、地下ホームへ通じる数百段の階段トンネルがあり、夏でも冷たい霧に充たされています。無人のホームに、深い霧の中から列車が現れる光景は、幻想的以外のなにものでもありません。Rimg0286

 こんな風景に、画家が魅せられないはずもありません。自然の奥深くに潜む魂まで感じ取って、植物や岩の細部まで描き続けた犬塚勉が、谷川水系の魅力に惹かれるあまり命まで失う危険を冒した気持ちも、十分に了解できますRimg0302

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人はなぜ危険を冒してまで聖地を目指すのでしょう?ーーいにしえの熊野古道ーー「熊野古道」小山靖憲著 岩波新書

人はなぜ危険を冒してまで聖地を目指すのでしょう?ーーいにしえの熊野古道

 今年の五月にお伊勢さんに参詣に行ったとき、参道の蔵を改造したギャラリーで、偶々
熊野の写真展を見ました。(「日本人の心 神宮の森」写真家 森武史 五十鈴蔵 おは
らい町通り・赤福本店横)

熊野古道の参考書籍

 霧に包まれた鬱蒼とした山々や、神木への人々のただならぬ畏敬の念が、写し出された
蔵の中には古い日本の心の原点が充ちているのを感じました。薄暗い空間に、神木の太い
幹が佇んでいたのも迫力がありました。
 
 旅程に余裕がなく、熊野まで足を延ばせなかったのが、心残りになっていました。この秋
か、近いうちにぜひ訪れてみたくて、少しずつ準備を進めています。

「熊野古道」(小山靖憲著 岩波新書)は、歴史の紹介と同時に、いにしえの人々が、いか
に危険を冒してまで聖地を目指したか、一緒に困難な旅を共にするような面白さで読むこと
ができました。
 とくに興味深かったのが、藤原定家でした。歌人も、天皇の御幸に伴って、歌会を開き
ながら険しい道を病と悪天候をおして聖地を目指したのですね。
 藤原定家の有名な日記「明月記」に、その様子が詳しく記されています。雨風に打たれ、
病弱な体で駕籠に揺られていく姿は、悲惨でさえあります。おそらく尿道の具合も悪かっ
たのでしょう、排尿もままならず苦しんだようです。そんな状態でも歌会だけはりっぱに
取り仕切ったそうですから、やはり偉大な歌人はちがいます。
 「明月記」で思い出すのは、私も自分の小説「マンモスの牙」の中で熱く書いた記憶が
あります。夜空に見慣れない明るい星が輝くのを、藤原定家は驚きを込めて書き止めてい
ます。それが、超新星super-novaの出現だったのですね。いにしえの夜空は、肉眼でも
新星が見分けられるほど澄んでおり、日記が一級の天文観察の記録になったのですから、
驚かされます。
 熊野古道は、天皇や貴族が参詣しただけではなく、「蟻の熊野詣」という言葉にも象徴
されるように、広く庶民にも開かれ、多くの人がご利益を願って参った聖地です。その細
かな歴史やゆかりの道や土地柄などについて、基礎知識が要領よくまとまっていて、すん
なり読むことが出来ました。
 より親近感と興味を覚え、熊野古道への夢はふくらんでいます。

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遠野への憧れの旅ー癒しの力をたっぷり与えられる癒し系の旅かな?ー民話と心の故郷、緑と水の豊かな自然の中で、絵画の世界を思ってみたいです

 東北地方に行くたび、いつか訪れてみたいと気になっていた遠野へ、近々行ってみようと思っています。

 梅雨の晴れ間の新緑豊かな土地は、どれほど瑞々しいことでしょう。静かな自然の中を、久しぶりに当てもなく歩き回ってみようと思っています。

 遠野へ旅したいと少し書きましたところ、眺めのよいスポットや、語りべのこと、見落としてはならない名所などにつきまして、数々のご連絡をいただきましたことを感謝申し上げます。遠野が自然豊かでほんとうにのびのびした所なのだという思いが伝わってきました。ますます早く訪れたい気持ちになっています。

 柳田国男の「遠野物語」を読み返しつつ、仕事と天気予報のよいタイミングを窺っています。

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真珠と幻想の宝庫ー英虞湾(あごわんagowan)、賢島(かしこじまkasikozima)伊勢、志摩(ise.sima)の旅ー伊勢神宮参拝に続いて-パールの輝きと深い海のブルー

 伊勢神宮参拝の旅に続いて、志摩半島を巡る旅をしました。ここは言わずと知れた世界的な真珠の産地です。御木本幸吉翁が世界で初めて真珠の養殖に成功して発展していった足跡を、至るところに見ることが出来ます。

 幻想的な海の眺めを見せる英虞湾内にも、真珠養殖のいかだが無数に浮かんでいます。お土産店や記念館の売店など、どこへ行っても美しい真珠に溢れています。

 ミキモト真珠島では、海女の潜水の実演にも遭遇することが出来ました。真っ白な衣装で、青い海の中へ真っ直ぐに潜っていく姿は、想像していた以上に瑞々しく美しく感じました。

 これだけたくさんの真珠と美しい海の眺めに浸っていると、嫌でも海と貝と真珠のファンタジーの世界へ誘われます。たくさんのインスピレーションが頭の中に生まれました。

 それらが今後絵の中にどんな形となって現れるか、お楽しみに!

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お伊勢さんに参拝しました

 誕生月のよい日頃、節目に伊勢神宮に参拝してきました。

 名古屋から特急で向かう途中、平坦な土地の眺めに、どこに由緒ある神域が現れるのか、不思議な気もしました。

 しかし、伊勢市で降り、外宮のご神域に踏み入ると、そんな気持ちも消し飛んでしまいました。古い木橋を渡り、年を経て苔むした巨木に囲まれた社の荘重さには圧倒されるものがあります。普段着のまま訪れた人々も、鳥居をくぐるたびに棘々した日常を忘れたような顔になっているのが見て取れます。聖域を充たす空気の力を実感しました。

 ちょうど雨上がりの巨木の木肌に掌を触れると、冷たさが奥深くどこまでも染みてくるような感じがし、その感覚に導かれるような参拝でした。神域を流れる川風の清々しさにも心洗われるような旅でした。

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日本海(mer du Japon)が最も美しい季節となりましたーー春の海からの便り-海の幻想画像

 北国の街で、早朝の光を感じると、海辺をさ迷う誘惑を禁じ得なくなる季節になってきました。日本海が最も穏やかで、美しい光の戯れるころでもあります。

 風紋の刻まれた砂浜と波打ち際をしばし散策しました。

 海面と砂浜には、語りつくせないほどの物語が溢れています。光の妖精だったり、跳ねる白馬、翼のある神々や生き物の姿。この海辺で生まれて死んでいく人々の物語。

 今は最も穏やかな顔を見せる海ですが、深い哀愁も覗かせるし、残酷なほど荒れ狂っていることも多い海です。いろいろな悲しみを飲み込んで、海は静まり返っています。

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秘密のお花見スポットーー東京で、他の人には教えたくない場所

 いよいよ桜満開の季節ですね。

 東京で、私が一番好きなお花見の場所は、目黒区の駒場公園です。丸い芝生を囲んで、向こうには大正モダニズム(?)の文学館の建築を望みながら、静かに花びらが散る花陰を楽しむことが出来ます。

 訪れる人も少なく、秘密のスポットといえます。ご覧になった方は、秘密にしておいて下さい!

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 桜にちなんで、新作が出来ました

「花の歓び」Yujin Koyama(F0号キャンバス テンペラ混合技法)

Joie de fleurs de cerisier

Joy of the cherry blossoms

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手厳しいフランスっ子も井の頭公園の桜に夢中

 毎日のように海外旅行の土産話と、食べきれないほどのチョコレートのお土産、ありがとう! 大変な世の中だから、なおさらそう感じていらっしゃる方も多いでしょうね。でも、たしかに優雅に旅を楽しんでいらっしゃる方も一杯いるんですよね。それは、毎日浴びるようにみやげ話で聞かされている私が誰よりも実感していると思っています。

 そんな旅の機会にも恵まれない私を救ってくれるのが、海の向こうからやってきてくれる人です。私の拙作と、上達しないフランス語に常日頃厳しい目を光らせてくれているのがフランス人の先生です。

 でも、さすがに井の頭公園の桜には感激の様子。若く美しい先生が、生まれて初めて漕ぐというボートに感激し、他のボートにどんどんぶつかる(ごめんなさい)のも気にせず夢中で進んでくれるので、私は写真を撮りつつ珍しい花見を味わうことができました。

フランス語教材

Sakura Rimg3472

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フレーザー島 - オーストラリア、自然の世界遺産、透明な海と幻想絵画

リンク: フレーザー島 - Wikipedia.

三月二十二日の世界遺産の番組で、オーストラリアのフレーザー島について放映していたのが印象的でした。

 なんといっても、いくつもある湖の、透明度のある水の色が異なる姿には惹かれました。ちょうど、こんな宝石のような水の感覚を絵の具で出せないものか挑戦していたところでしたので、なおさらでした。アルガーと呼ばれるバクテリアの一種で、水底が美しい緑に染まっている湖や、ブーマジン湖、マッケンジー湖、ワビー湖など、流砂と抗いながら奇跡的な色彩を放つ湖が多数紹介されます。

「奇跡の砂の島」というだけあって、太平洋から吹き付ける強い風と、砂と、生態系に、深い関わりがあるのですね。コーヒーロックと呼ばれる土壌が豊かな樹林を形成しているのが不思議です。サティネー、キングファーン、ビカクシダ、フィグツリーなどの植物が密生しています。

 ピナクルズと呼ばれる砂の鉄分が酸化してできた崖が連なるのも圧巻です。その下の砂浜には、ミナミコメツキガネ、別名軍隊ガニと呼ばれる蟹が無数に群れています。こんな幻想の島を、夢想するだけでなく、一度訪れてみたいものです。Photo_2

「夢のマーチ」Yujin Koyama

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「遠野物語」柳田国男著(岩波文庫)に読みふける日曜の朝ー東北の地に溢れる妖怪、霊魂、不思議な現象への興奮

 昨日は友人の教授就任祝いで、東京會舘でにぎやかな祝宴でした。

 打って変わって、今朝は柳田国男の「遠野物語」に読み耽る静かな日曜日のいっときとなりました。故郷の街で半分過ごしている今、広い海、田、山の中に潜むたくさんの神話や語り伝えを身近に感じるようになったせいもあるかもしれません。

 遠野の地に伝わる妖怪変化の物語を読み進むうち、何もない広い野や山で、ふいに出くわすような白昼夢さながらの幻影が、語り伝として書き綴られている具象的な姿には驚きと感動すら覚えるものがあります。--例えば、「猿の経立」(さるのふったち)とかいって、松脂を毛に塗り、砂をつけて銃弾をも受け付けないような怪物が、童を脅す言葉になっているような話などには、思わず幼少期、悪いことをすると得体の知れない怪物にさらわれるなどと散々聞かされた話を思い出したりしました。

 文章に喚起された力に引かれ、遠野を訪れるのは、今年中になると思います。広い野山に、さぞたくさんの妖怪たちが騒ぐことでしょう

Photo 「密林の夢」(テンペラ混合技法、キャンバスF6号)

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ギリシャのサントリーニ島への憧れー夢に見る島、幻想に描く島

 最近ギリシャを旅してきた知人に、サントリーニ島の美しさを聞かされ、一度は行くように強く勧められたので、夢が膨らんでいます。知人が言うには、静かな海に映える夜景は、筆舌に尽くしがたく、この世のものとも思われないほどだとの熱の入れようです。

 そこまで自信を持って勧められると、さすがにいつかは行ってみたいと、一つの目標を与えられたような気にもなります。さっそく何枚か写真を見てみましたが、さすがに起伏の多い絶景の土地と、美しい建物、街並みの島のようです。

 いつ行けるかはわかりませんが、夢の場所が一つ出来たことは嬉しいです。夢見、幻想し、それを膨らませて作品にするのが仕事のようなところがありますから、実際に行ってしまったら、せっかくの夢が消えてしまうかもしれません。

 憧れの島に見る夢は、きっと次の作品のどこかに姿を現すにちがいありません。私がサントリーニ島を訪れるのは、飽きるほど夢を見切ってからにしようなどと、熱く語られるほど少々構えながら思っています

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自分の好きな場所ー海と光の幻想画

Rimg0629  仕事で行って、その後いちばん気持ちの休まる場所のひとつが、高松でしょうか。思い出深く、何度でも訪れたい街です。

 瀬戸内海にさりげなく臨んだカフェのテラスは、最高に開放的な気分です。

 イサム・ノグチの美術館とか、屋島、直島など、大好きな場所がふんだんにあります。


                                                                                                                           Photo                                    「黄金の日矢」(テンペラ混合技法 キャンバスF6)

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平安神宮の枝垂桜ーー桜と幻想絵画

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 もう日にちが経ってしまいましたが、先日仕事で京都を訪れた際に、平安神宮の枝垂桜を見ることができました。

日和もよく、さすがに有名な桃源郷の世界に、しばし陶然となりました。

Photo
























「花の陽炎」(テンペラ混合技法 キャンバス6号F)

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天下の三菱地所、新丸ビルからの大晦日

 東京地方はよく晴れた大晦日、新丸ビルからの眺めと銀座の様子です。

どうぞ、よいお年をお迎えください! たくさんのアクセスをどうもありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。

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横須賀美術館から見える東京湾のきらめきに感じる幻想音楽とクリスマスイブのポリフォニー

美術館建築の楽しさーー建築空間と海と空と解け合った幻想美術館

 晴天の東京のクリスマスイブに、この前訪れた横須賀美術館より望んだ東京湾のまぶしいきらめきを思い出しました。そこには、音楽家ならずとも、自ずと幻想的な音符が踊るようなのを感じました。きっと絵を見て音を感じ、作曲する音楽家の感性は、こんなものなのだろうと思いました。

 三浦半島の自然、東京湾の冴え渡った美しさ、これらがいつまでも壊されませんように。

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ダニエル・オスト(Daniel Ost)氏の東寺での花の展示に恋焦がれて

 小説の原稿を、渋谷の郵便局で出版社に速達書留で送り終えて、宮益坂を登りきり、なぜか必ず立ち寄る青山のフローリストの店がある。季節ごとの店頭のフラワーアレンジメントの妙に、原稿を書き終えた解放感が報われる。

 たしか、夏の終わりのほおずきの鮮やかな色彩のアレンジメントは印象的だった。そして、決まって店の奥にある椰子や南国の植物が豊富な店内をいっとき歩き回るのが楽しみになっている。

 最近、その店頭に、世界的なフラワーアレンジメントの専門家、ダニエル・オスト氏の京都、東寺での花の展示の案内があり、チャンスがあれば、是非行ってみたいと思っていた。

 なにせ、「弘法大師・空海が帰朝してから1200年。記念となる今年の秋、世界各地の歴史的建築を舞台に美しい花の造形を創り続けてきたベルギー王室御用達のフラワーアーティスト、ダニエル・オストが弘法大師の聖地として知られ、真言密教の総本山である世界文化遺産・東寺において、かつてない花の芸術に挑みます」とパンフレットにはある。しかし、残念ながら、展示の期間は明日、十一月二十四日までで、チャンスを逸してしまいそうだ。

 どなたか、行かれた方から感想でも伺えれば、どれほど幸いなことか。弘法大師、世界遺産、ベルギー王室御用達のフラワーアレンジメントとやらが、いったいどんな結びつきを見せるのだろうか?

Photo 「花朧」(テンペラ混合技法)

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「札幌ビール園」カフェの至福 想像と創造を生む空間の不思議

 札幌で仕事を終えて一服に立ち寄った「サッポロビール園」のトマトジュースの美味しさに感激。泡立ちでふっくらしていて、ほの甘く酸味が苦手な小生にも、口当たりが最高だった。

 店の空間もゆったりしていて、こんとき原稿を広げると、矢継ぎ早に想像力が動き出す。いくら力んでも息苦しくなるだけで何も生まない空間があるかと思うと、想像をどんどん引っ張り出してくれる空間があるのにも不思議を感じる。

 東京では、そんな空間を見つけるのに、いつも苦労している。

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北海道大学庭園の安息 癒しの空間

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 最近訪れた北海道大学庭園の寛ぎには、また新たな絵心を刺激されました。ゆったりした空間と、豊かな緑に、仕事の疲れも忘れていました。とくに睡蓮の池は、人が近づいても逃げない鴨がのんびり過ごしていて、時の流れも緩やかに感じられます。睡蓮の間から、空の光を反映した池の水面の美しさは、深く心に刻まれました。

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(テンペラ技法による幻想絵画のホームページですhttp://homepage2.nifty.com/yujin-koyama/index.html)

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西表島の亜熱帯密林に一瞬見たファントムと最近作

 今年の初め、西表島の鬱蒼とした亜熱帯の密林を彷徨った記憶がしばしば甦ってきます。 雨季に当たり、当日はどしゃ降りで道もひどくぬかるんでいました。Rimg2301_1濃い樹液の匂い
が籠った細い道に足元がくらむような眩暈を感じたとき、ふとファントムの
影が過るような気がしました。最近描いた幻想画の中に、その姿が再び現れるのを見たような思いがします。

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(テンペラ技法による幻想絵画のホームページですhttp://homepage2.nifty.com/yujin-koyama/index.html)

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天の岩戸神社 高千穂神社 夜神楽

天の岩戸を訪ねてきました。日本の神話の原点として、かねがね訪ねてみたいと思っておりましたところへ、ちょうど出張がありまして、夢がかないました。幽玄な高千穂の渓谷の中に早朝一人で踏み入れて行きますと、自ずと神代の神秘の世界に導かれるようでした。

 高千穂渓谷、高千穂神社での夜神楽、天の岩戸神社、天の安河原等の写真です。RIMG0380ちなみに、この川原で石を積んでお願いすれば全てかなうそうです。このサイトを訪れてくださった方にも、全ての幸がかないますように!

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荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏の自己実現の場 不思議な空間体験

「養老天命反転地」という一風変わったアート庭園を数年前に訪れた印象が、今なお鮮やかに残っています。大垣駅から近鉄養老線で行くこの知る人ぞ知るアート空間は、いったい何で、何のために作られたのか戸惑わされます。私も知り合いの画家の紹介がなければ、訪れる機会を逸するところでした。

 すり鉢型の大きなアート庭園には、傾いた建物、壊れた壁、家具、樹木、滑りやすい急斜面など見慣れない光景が展開しています。

 上空から見ると、この土地には日本地図が描かれていて、ちょうどここが世界のへそに当たって、現代の矛盾したあらゆる秩序がここで反転する構想なのだそうです。荒川修作氏と、マドリン・ギンズ氏の壮大な構想が実現されているのを見る思いがしました。RIMG0044 RIMG0027 RIMG0045 RIMG0040 RIMG0046

幻想画家ユージンhttp://homepage2.nifty.com/yujin-koyama/index.html

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北斎最晩年の天井画

 長野県小布施の寺にある北斎最晩年の鳳凰図を見てきました。出張で行った長野も暑かったですが、東京よりはからっとしていて、日陰に入るとさわやかでした。八方睨みの極彩色の鳳凰と久々に再会できたのは、感激でした。近くの茶店は風通しがよくて、風鈴の音を聞きながら庭のアジサイや遠くの信州の山々を眺めながらアイスコーヒーをいただいた時間は、東京では決して得られない至福のひと時でした。

テンペラ技法による幻想画の作品http://homepage2.nifty.com/yujin-koyama/index.html

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