「ぼんやり空でも眺めてみようか」竹山聖(彰国社)建築家、竹山聖氏の本

Rimg1911 友人の建築家、竹山聖氏の近著「ぼんやり空でも眺めてみようか」(彰国社)を興味深く一気に読んだ。氏の建築家を志した駆け出しのころから、現在の京大の助教授に就任するまであたりのことが、率直な体験と、生き生きした眼差しに映る世界を描写しながら書かれている。そのため、門外漢の私にも、大変興味深く共感を抱きながら読むことができた。

 すでに次世代を担う大建築家としてブレーク中(そういってももう過言ではないだろう)の彼の、現場から積み上げた苦心惨憺の体験談は、建築家を志す若者の必読の書といえるだろう。

 初めて知り合った大学院生のころ、彼は、様々な分野に並外れた好奇心の持ち主だというのが強い印象だった。その貪欲さには、ある種さわやかなものさえ感じたほどだった。

 今もその旺盛さは衰えるどころか、ますます盛んのようで、最近、彼が美術監督をつとめた映画「KAMATAKI(窯焚き)」が封切られるという。クロード・ガニオン監督で、モントリオール映画祭で、五部門受賞したという。こちらも、楽しみにしている。

「ぼんやり空でも眺めてみようか」竹山聖(彰国社)

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「夜の果ての旅」セリーヌ[Voyage au bout de la nuit]Celine

「夜の果ての旅」(セリーヌ)をぺらぺらめくっていたら、フランス語の原文で読んでみたくなって、早速新宿の紀伊国屋へ行きました。東京は、いいですね、ほしいものがすぐに手に入って。読み始めて、翻訳よりもずっと面白い味のあるフランス語だと感じました。電車の中での読書は、当分これに決まりです。

Ca a debute comme ca.Moi,j'avais jamais rien dit..Rien.

 さあ、いきなりこうです。妥協を許さないペシミスティックな表現はどうなりますことやら

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