明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます!
今年は、現在執筆中の小説「声」に明け、「声」に暮れる一年になりそうです。

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小説「珠」のスペイン語版が出版されました!

小説「珠」のスペイン語版が出版されました!

私の友人Marie Parra Aledoが、スペインに一か月滞在して完成しました。

彼女の情熱の賜物です。

¡Una versión española de la "perla" nueva se publicó!
Mi amiga Marie Parra Aledo se quedó en España durante un mes y se

completó.
Es un regalo de su pasión.

A Spanish version of the novel "pearl" was published!
My friend Marie Parra Aledo stayed in Spain for one month and was

completed.
It is a gift of her passion.

Une version espagnole de la "perle" originale a été publiée !
Mon amie Marie Parra Aledo est restée en Espagne depuis un mois et a

été accomplie.
C'est un cadeau de sa passion.

https://itunes.apple.com/jp/book/perla/id967235779?mt=11

Yujin_koyama

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小説「孵化」売れてます!

フランスの出版社から、小説「孵化」(Kindleストア)が5月に入って売れていると、!!!マークつきで連絡がありました。ご購読まことにありがとうございます! 今後ともよろしくお願いいたします。

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感動を通り越して言葉を失う体験

 年の功だろうか。一日の内に出会う感情の密度の濃さ、頻度はかつてに比べて計り知れない。
 様々な知らせや出来事に一喜一憂する中で、全ての感情を貫いて心洗われるメッセージをフランスの友人から受け取った。今回の小説「孵化」の翻訳を進めてくれているマリー氏からだが、彼女からは35年に及ぶ友情の中で、数え切れないほどの感動を与えられてきたことは他でも書いた。
 翻訳を巡る打ち合わせのメールはひっきりなしで、常にこの小説に賭ける彼女の熱い思いが伝わってくる。フランス語の翻訳も大詰めに至り、出版のプロモーションの言葉も、よいものが書けたと弾む気持ちが伝わってくる。これで、小説と絵に関心を持つよい読者を獲得できるでしょう、と。
 散々苦労をかけたところへ、せめて翻訳料の一部を負担させてくれという願いも一切ことわった。ヨーロッパの経済危機の中で、極貧と戦いながら目的を貫いてくれた。小説の成功に全てを賭けてくれたのだ。
 ああ! 思わず嘆息が漏れ、腰から力が抜けた。感動は言葉を越えていた。身体の中で、骨がバラバラ崩れる感じがした。
 35年前の出会いのころ、表参道のカフェで「フランスのエスプリとはどんなものですか?」と、ぼくが唐突に訊いたのに対し、「それは、これからのお付き合いでわかるでしょう」と彼女は事もなげに答えた。それからの感動の付き合いは、その言葉を具現してきた。
 国際水準の付き合いということを、このごろ考えている。ぼくたちの付き合いは、一言一句記憶に刻まれている。彼女は、ぼくたちの付き合いの始まりから、手紙や写真などありとあらゆるものを蔵っておく箱を持っている。その中から、時々思いがけないものを取り出して見せてくれる。
 厚みのある歴史のようなものを感じる。お互い一生懸命、その歴史を穢さないように、常に高いものを目指してきたような感じがする。
 いつまでも不思議で魅力的な異国の魂に励まされ、どこまでも走り続ける力を鼓舞される。

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ぼくの小説「孵化」の英語への翻訳者が見つかりました!

 フランスの友人から、とても優れた英語の翻訳者が見つかったと連絡がありました。日本の美術館、大きな画廊との関係が深いアメリカ人とのこと。
 美術関係者の方は、よくご存じかもしれません。正式な契約を結んだら、お知らせします。
 それにしても、友人の熱意もあって、出版の作業は急ピッチに進んでいます。日本語版はすでにアマゾンのKindleストアから発行されています。フランス語への翻訳完成も間近で、今年の夏、三か国語での出版が、いよいよ現実的になってきました。

http://www.amazon.co.jp/孵化-ebook/dp/B00CDPY9P2/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1366164842&sr=1-1

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「神様が降りてくる」体験

 作家にとって、頭上から神様が降りてきて、滾々と着想が生まれる時は至福にちがいない。最近そんな時間を経験した。
 休日の午後、フランス語のレッスンで雑談が盛り上がった。その後、しばらくぶりに三軒茶屋のカフェに寄った。
 東京のカフェ名所地帯の中でも知る人ぞ知る隠れ家カフェ。ボロ日本家屋の中に、しゃれた店がある。それだけでもすでに、ゴチックロマンの舞台のようではないか。
 一年半ぶりだったけれど、評判のマダム(マドゥモアゼルかな?)はぼくのことをよく覚えていてくれた。いつも座っていた席に、さっと案内し、注文も言わずもがなで、ぼくの好みのブレンドコーヒーとチョコレートケーキもしっかり覚えていてくれた。
 本好きのマダムに、個展が無事に終了したことと小説の出版を伝えると、これも大層喜んでくれた。
 絶妙の接遇に、気持ちもほぐれてカフェの空気に馴染んだ。思い思いの時間に浸っている若者たちと、美しい歌声が流れる雰囲気に融け込んだ。
 懐かしいコーヒーを味わううち、店の薄闇の中に小箱が開く気配がある。次の中編小説で筆が止まっていた箇所と知れた。
 核心の部分で登場する女性を現実的に書くか、それとも幻想の勢いのままリアリティーを与えられるか、いちばん大きな迷いに差しかかっていた。
 それをどう表現するか、複数の関数が絡まった難問のようになっていた。ーーその問題がするする解けるように答えが整然と並び出した。小説の情景も浮かぶ。「神様が降りてきた」と思った。
 それからの数十分は、至福の時であった。浮かんできた断片の細部まで、頭の中で確かめる。よい手応えを感じる。小説の難所を越えられそうだと感じた。
 なんとも言えない喜びが体を充たした。どんな贅沢も、豪華な旅も、これ以上の喜びを与えてくれることはないだろう。そして滅多には得られない時間であることも、経験的に知っている。……
 かの川端康成は、夜中に至って食べた物を全部吐き出してからようやく筆が動き出したそうだが、作家の舞台裏は何か凄惨な感じすらする。それでも書き続ける原動力ともなり、救いともなるのは、この至福の時の存在を外において、思いつくことは少ないのではないか。

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小説「孵化」小山右人作・アマゾン Kindleストアより新刊発売中!

 小説の紹介文

 私の精神が、ここまでやられるとは思わなかった。稀な秀才でありながら私以外に頼る者はなく、その穿つような眼で自分の裂け目を見つめ続けた男が、代々鬱積した悲嘆のエネルギーを炸裂させたのだから、たまったものではなかった。
 世の中に人の気を揺さぶり、狂ったように絵を描きまくらせたりする妖気が人の血にふいに凝縮したり、空気中に怪しく揺らぎ繁殖の機会を窺っていることなど、私も含めて誰も知る由もなかっただろう。……

 医学と絵画の世界を渉猟する異才小山右人が描く、創る衝動にとり憑かれてしまった男の神秘な謎が引き起こした事件を巡る、新しい文体と豊饒な感性の楽園。

http://www.amazon.co.jp/孵化-ebook/dp/B00CDPY9P2/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1366164842&sr=1-1

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ぼくの小説「孵化」が、アマゾンからダウンロードできるようになりました

 絵の個展の真っ最中ですが、小説を巡る展開が急ピッチです。
 フランスの出版社から、ぼくの小説「孵化」が、日、仏、英語にて出版が決まりましたが、まず日本語版がアマゾンからダウンロードできるようになりました。
 下記からアクセスして、ワンクリックにてダウンロードできます。料金は299円のみです。

小説の紹介文

 私の精神が、ここまでやられるとは思わなかった。稀な秀才でありながら私以外に頼る者はなく、その穿つような眼で自分の裂け目を見つめ続けた男が、代々鬱積した悲嘆のエネルギーを炸裂させたのだから、たまったものではなかった。
 世の中に人の気を揺さぶり、狂ったように絵を描きまくらせたりする妖気が人の血にふいに凝縮したり、空気中に怪しく揺らぎ繁殖の機会を窺っていることなど、私も含めて誰も知る由もなかっただろう。……

 医学と絵画の世界を渉猟する異才小山右人が描く、創る衝動にとり憑かれてしまった男の神秘な謎が引き起こした事件を巡る、新しい文体と豊饒な感性の楽園。

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フランスの編集長から直々の契約依頼

 フランスの出版社の編集長から、ぼくの小説「孵化」に対して直々の契約依頼があった。好意に溢れた極上のフランス語での丁重な依頼文。女性が素敵な男性から、御殿での舞踏会に恭しく誘われたときには、さぞやこんな気分になるのだろうなと夢見心地にしてくれるような文章だ。
 小説などに手を染めてから、こんなお手紙をいただいたこともなかった。稀な僥倖なのだろう。フランス映画でよくある場面では、作家志望の青年が出版社から原稿を断られて失恋したり酒に溺れていったりして、そこで新しい人間や人生の展開が始まる。
 だがぼくも、恥ずかしい現実は、rater、つまり失敗とはずれの連続だ。そういうふうにして、絵画と文学の手探りを繰り返してきた。これからも、そうだろう。
 今回のぼくの場合、映画仕立てでいえば、まさに瀕死の床にある老人の元に、昔書いて忘れていた小説原稿が出版されるという知らせが届いたような情景が浮かぶ。そして涙ぐんだ老人の頭の中に、フラッシュバックで回想シーンが次々に描き出されていく……。
 たしかにぼくも、忘れかけていた原稿が、思いがけないところで取り沙汰され始めるという、少々ドラマチックな展開に戸惑っている。
 さて肝腎の小説「孵化」とはどんなものなのか? たった六十枚ほどの原稿だが、一年まるごと賭けた力作には違いない。火山が崩れるような比喩を一つ書くのにも、偶々仕事で訪れた雲仙普賢岳を何時間もぼんやり眺めていた。最後の三行を書くのに谷川水系をさ迷った。幻想にリアリティーを与えるため、ふんだんに取材の足を運び、贅沢な栄養を注ぎ込んだ。
 テーマは、自分を突き動かす創造性のエネルギーがどんな葛藤から生まれてきて、それがどんなに人間性を揺さぶるものか、是非描き止めておきたかったものだ。
 大手出版社の編集者も関心を持ち、編集作業は進んでいた。しかし、雑誌の都合で発表は見送られた。有り体にいって、芥川賞向きではないということなのだろう。新人の場合、賞レースの条件からはずれたものは、編集者が気に入っていても、行き場を見失う。が、「孵化」については、同時に絵画でも描いていたので、合わせて上梓することができた。
 最近、絵の方に夢中になっていて、小説とは距離感も生まれた。新鮮な眼で、他人の小説を読むような感覚で自作に臨んでみた。結構冷や冷やしたが、引き込まれて読めた。
 読後感は、ガルシア・マルケスとかレイナルド・アレナスなどの南米小説のような味がした。翻訳者のマリー・パラアレド氏は、レイモン・ルーセルとかロートレアモンのような感じがするという。いずれにしても、ラテン系の響きがあるようだ。ぼくの中には、ラテンと通じる血が流れているのかもしれない。
 さらにその由来は、北国の故郷の暗鬱な空気に閉ざされた人間の熱い胸の内で、ゆっくり育まれてきた怨念の塊にちがいない。その独特で秘密の雰囲気が、西欧人には未だに神秘な日本に対する異国趣味を強く惹起するのかもしれない。
 今回の契約によって、フランスから日、仏、英語で同時出版されることになる。
 ちょうど絵の個展の開催とも重なり、上梓した「孵化」も、展示することができる。

小山右人個展
2013年4月10日(水)~20日(土)日曜休み
12:00~19:00(最終日17:00まで)
ぎゃらりぃ朋
東京都中央区銀座1-5-1 第三太陽ビル2F
電話 03-3567-7577
http://yujin-koyama.cocolog-nifty.com/blog/

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人気文芸ランキング:一位「親鸞」五木寛之、二位「新参者」東野圭吾、三位「1Q84(1・2)」村上春樹、四位「東方夢月抄」ZUM、五位「ハッピー・リタイアメント」浅田次郎、六位「アバター」山田悠介、七位「神様のカルテ」夏川草介(1月6日トーハン調べ)

人気文芸ランキング

一位「親鸞」五木寛之

二位「新参者」東野圭吾

三位「1Q84(1・2)」村上春樹

四位「東方夢月抄」ZUM

五位「ハッピー・リタイアメント」浅田次郎

六位「アバター」山田悠介

七位「神様のカルテ」夏川草介

(1月6日トーハン調べ)

現代の世相をよく反映しているかもしれません。

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